リフォームで「できること」「できないこと」(木造2階建て住宅の場合)

2月28日 火曜日

 

リフォームは今ある家に手を加えるため、新築では出来てもリフォームでは出来ない!

という事があるのであらかじめ注意が必要になります。

今回は木造戸建住宅の「できる」「できない」を紹介したいと思います。

できることでも条件がある場合もあるのでしっかりと担当者に相談・確認をすることをオススメします。

 

木造2階建て住宅の場合

戸建住宅では比較的自由にリフォームすることが出来ます。

できないことは「構造に関する事」「法的規則に反する事」に絞られるといっていいでしょう。

 

できること

・大規模なリフォーム

建築する又は平屋建てを2階建てにする。もしくは吹き抜けを設けるなど構造に関わる大規模なリフォームをすることが出来ます。

ただし、規模の大小に関わらず構造に関するリフォームの場合は有資格者による専門的な構造計算と建築確認申請が必要になります。

 

・間取りの変更

2階を1室に広げるやキッチンの位置を変えるなど間取りの変更をすることが出来ます。

ただし、壁を撤去する場合、その壁が筋交などの入った耐力壁である場合は他の壁を補強するか梁を補強するなどの耐震対策が必要になります。

 

・水回りの移動

キッチンだけではなくトイレや浴室など水回りの移動や増設をすることが出来ます。

例えば2階にトイレが欲しい場合などの要望にも対応できます。

 

・階段の移動

階段を移動して家全体の間取りを大きく変えることが出来ます。

位階の部屋を広くしたりなど階段の位置を変えると解決することがあります。

ただし、階段の移動は主要構造部の変更に当たるので役所に建築確認申請の手続きをする必要があります。

 

・コンセントの増設

電気製品の増加や使い勝手の改造のためにコンセントやスイッチを増設することが出来ます。

ただ、工事をする際に壁を剥がして中に配線を設置する必要があります。

また、現在電力会社と取り決めている電気容量を大きくする契約に変更しなければなりません。

 

・電圧の変更

床暖房やヒーターなど、高電圧設備に交換することが出来ます。

簡単な工事で家の電源を200Vに上げることは出来ますが費用も掛かります。

 

・窓の移動

建物の強度に影響がない外壁であれば窓の移動や増設を可能にすることが出来ます。

どうしても窓やドアの移動や増設が必要な場合には間取り変更と同じように壁補強が必要になります。

 

できないこと

・柱のむやみな撤去

2階の荷重を支えきれない危険があるため、1階の柱を撤去して柱の間隔を2間以上にすることはかなり難しくなります。

因みに2間とは?

8畳部屋の一辺の長さです。

柱と柱の間隔を最大2間までにしているのが一般的です。構造計算上では柱間隔を広げても梁を大きくすれば荷重に耐えられますが、部分的な構造変更は家全体のバランスを崩す可能性もあるためオススメできません。

 

・3階建てに増築

2階建てを3階建てに増築することは出来ないのが原則になります。

木造3階建ては2階建てと基礎の作り方が違うため、2階建て用の基礎の上に3階建てをつくることは禁止されています。

 

・法規則の違反

採光面積の確保やキッチンまわりの内装制限、換気設備の設置など建築基準法の規制に反することは避けなければなりません。増築や主要構造部の変更をしないリフォームの場合には、建築確認申請の必要はありませんが、だからといって法規制に反することはやめましょう。

 

・制限を超える増築

建築基準法で制限されている、建ぺい率・容積率を超えて増築することはできません。 建ぺい率は敷地面積に対する建物面積の割合で、容積率は敷地面積に対する建物の延床面積の割合です。いずれも地域によって割合が%で決められています。

▲ページトップに戻る