1月24日 火曜日
中古住宅+リフォームについては、いくつかのケースが考えられます。
売主やいったん物件を買い取った不動産会社によるリフォーム済みの物件を購入するケースもあれば、購入後に自分でリフォームするケースもあります。最近では不動産会社によっては買主の希望を事前に売主に伝えて売主が買主の希望に沿ってリフォームした住宅を売買する方法をとっているケースもあります。
今日はその最近増えている中古住宅を購入後に自分でリフォームするケースについて説明したいと思います。
リフォームするときの流れ
1.リフォームのイメージを固める
自分が探している物件の築年数によって、大掛かりなリフォームが必要になる事があります。
あらかじめ自分で、どの程度のリフォームを想定しながらリフォームに関する様々な情報を集めます。
また、マンションの場合は「管理範囲」などでリフォームできる範囲が定められているので早めに確認した方が良いです。
2.予算を決めておく
例えば雑誌やインターネットなどの情報でおおよその見当を付けたり、物件の仲介をした不動産会社に相談するなどして自分が希望するリフォームでどのくらいの費用になるのか目安を立てます。もし、リフォーム費用が高額になる場合は、ローンの利用も考えておいた方が良いです。
また、耐震や省エネ、バリアフリーなどのリフォームに対しては自治体から助成金が受けられる場合や所得税・固定資産税などの減税が受けられる場合もあるので確認しましょう。
3.リフォーム業者を探す
情報収集した施工事例などを参考にして自分が希望するリフォームの実践が豊富なリフォーム事業者を数社選びましょう。また、各事業者の会社概要や工事実績、リフォームの進め方などの情報も入手しておきましょう。
4.見積書・提案書の提出
選んだリフォーム業者に現地調査を依頼し、希望内容を伝えたうえで見積書・提案書の提出を求めましょう。
複数の事業者から見積もりを取ることを「相見積もり」といい、一般的には、それらを比較検討した結果から依頼先を決める方法が取られています。
5.リフォーム業者を決める
提出された事業者の提案書や見積書について、金額をはじめリフォームの内容や施工体制や保険内容を確かめたうえで契約を1社に絞ります。
6.リフォーム工事の請負契約を結ぶ
相見積もりは大まかな条件に基づく概算なので、契約前に最終的なリフォーム内容や見積もりを確定させた後、正式に工事請負契約を結びます。工事は大小に問わず契約は必ず書面で結ぶことにしましょう。
7.工事を行う
リフォーム工事中は、工程表通り工事が進んでいるか、契約通りの内容になっているかを確認します。
もし工事の追加や変更があった場合は、その都度に書面に残しておきましょう。
また、マンションの場合は公示前に管理組合にリフォーム工事の申請が必要です。
8.引渡しを受けて終了